宗派によって違う!「仏具」「仏壇」の知識

基本的な仏具は何が必要?

仏壇を用意する際には、合わせて、仏具と呼ばれるアイテムを用意する必要があります。
仏具と仏壇がセットになっているようなタイプもありますが、全て揃っていないという場合も多く、別途買い足しをしないといけない場合も少なくありません。
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基本的な仏具として挙げられるのが、香炉(線香たて)、燭台(ろうそく立て)、花立の三点セットになります。
さらに、リンや茶湯器、仏飯器や高杯、木魚など、非常に様々なタイプの基本セットがあるでしょう。
これらはいずれも一通り用意する必要があり、宗派などによって、仏具の位置が変更となっている場合もあるようです。

宗派や宗教によって仏壇仏具は用意するものが変る?

宗派や宗教によって、仏壇や仏具など、用意するものが変るという事は基本的にありません。
ですが、仏具を配置する位置が異なりますので、最初のセッティングに注意をしましょう。
特にこだわりがない、無宗教の方であれば、基本の配置で問題ありません。

基本的配置から大きく変わる部分として挙げられるのが、位牌の位置になります。
宗教によって、御本尊の配置が異なり、その結果位牌の配置も異なるケースが少なくないでしょう。
基本的な配置として、仏具の場合は右から、木魚、ローソク消、念珠、打ち鳴らし、というように、一通りの仏具が最も下に置かれた後、上にローソク立てや線香たてがおかれます。
宗教によってこの配置すらも大きく変わる可能性が高いため、故人の宗教や宗派によって、逐一確認しながら仏具セッティングを行ってください。

お値段やデザインは色々と在りますので注意

仏壇や仏具は非常に様々な種類があり、お値段やデザインは商品によって全く異なりますので、よく確認をしておきましょう。
下手をすると、思っていたよりも高額な金額が発生する可能性があります。

お値段がある程度するものでないと罰当たりと考えている方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
全く同じ質の商品が、倍以上の金額差で販売されているようなこともありますので、必ずきちんと比較をする様にしてみてください。
一番大切なのは仏壇や仏具の値段ではなく、故人を偲ぶ気持ちです。

また、仏壇や仏具がインテリアを邪魔すると考えている方には、モダンでシックなデザインを選ぶことがおすすめです。
仏壇とはとても思えないような見た目の商品が多く販売されていますので、仏壇選びの際には、いくつか商品比較をしてみましょう。

ただし宗教や宗派によっては、その点が厳しく定められていることもあるかと思うので、宗教、宗派ごとによく確認をしたうえで、仏壇仏具選びを行ってみてください。
購入をしてから間違いに気が付いても遅いため、しっかりと判断するように心がけましょう。