終活にも使える「セレモニースケジュール手帳」とは

セレモニースケジュール手帳を使ってプラン漏れを防ぐ

ご遺族やご本人のために活用されることが近年増えてきているのが、セレモニースケジュール手帳です。
セレモニースケジュール手帳は、葬儀のために生まれたスケジュール手帳として知られており、お葬式に関しての様々な予定を書き込むことが出来ます。

式場はどこにしたいのかから始まり、火葬場などの施設のスケジュールまで書き込むことが出来る上に、プランを一目瞭然で把握することが可能です。
お葬式の前にはやることがたっぷりとありますので、予定を瞬時に書くことが出来るようなスケジュール手帳は重宝されています。

セレモニースケジュール手帳の場合、お葬式を行うには縁起が悪いとされている、友引にはグレーラインがひかれています。
こうした縁起面を気にする方にとっては、非常に重要なポイントであるといえるでしょう。
また、地方によっては友引の場合、葬儀場自体がお休みとなっていることもありますので、友引日を確認することが出来る手帳は非常に便利です。

アイデアを瞬時に書くことが出来る余白スペースも魅力

セレモニースケジュール手帳の場合は、スケジューリングがしやすい点が魅力なだけではなく、余白を活用したメッセージを書くことが可能です。
ご本人がやりたいと思っているサプライズの内容や、利用する式場プラン、墓石のデザインまで、非常に様々なアイデアを記入することが出来るでしょう。

セレモニースケジュール手帳も持ち歩くことで、思った通りの式をプランニングするのに役立っていると感じている方は少なくありません。
また、急きょご本人がお亡くなりになった際に、手帳を元にお葬式を計画し、ご遺族の方も満足できるような式を計画する、葬儀スタッフも多いと言われています。
何かと活用する機会が多い点が、セレモニースケジュール手帳の特徴といえるでしょう。

ご本人の終活の際にも重宝する手帳

セレモニースケジュール手帳は、お葬式に関するプランニングだけに利用されるわけではありません。
ご本人が終活の際に活用することで、様々なメモ書き、遺書として活用することも可能といえるでしょう。

例えば、喪主を誰にするのか、寺院の連絡先やその他、通知をしてほしい人リストの作成など、様々なメモをすることが可能です。
葬儀記録表という形でも活用することが出来るため、ご本人が旅立たれた後に困らないようにするためにも、非常に重要になるといえるでしょう。
終活をする際にも、何かと便利に活用できるアイテムになります。